教育を考える 2024.11.7

【年齢別】人気ドリルからタブレットまで! 「ひとりでできて、夢中になれる」教材まとめ

【年齢別】人気ドリルからタブレットまで! 「ひとりでできて、夢中になれる」教材まとめ

(この記事はアフィリエイトを含みます)

お子さんの学習意欲って、不思議なものですよね。「自分から勉強したい!」という気持ちが芽生えるまでには、やっぱり親御さんの優しい後押しが必要なんです。というのは、お家での学習時間が日課になっているお子さんと、そうでないお子さんとでは、テストの点数はもちろん、勉強に向かう時の気持ちにも差が出てきてしまうから。

だから、小さい頃から、お家でちょっとずつ学習する時間をつくってあげられたらいいなって思います。専門家によると、本格的な反抗期を迎える前の10歳までが、学習習慣を身につけるチャンスなのだとか。

そこで今回は、忙しい毎日を送っている親御さんに向けて、「子どもがひとりでも楽しく取り組める教材」をご紹介します。おなじみのドリルはもちろん、最近ではすっかり学習パートナーになったタブレットまで、お子さんが「ワクワク」しながら学べる教材を集めてみました。お子さんの興味と成長に合わせた教材選びのヒントになりますように!

自立学習、学習の習慣化は小さいうちに!

仕事や家事で毎日忙しくしていると、「子どもの勉強をちゃんと見てあげたいけど、時間がなくてつい後回しになってしまう……」と、日々後悔や反省を繰り返してしまいがちです。理想は「ひとりでも集中して学習する習慣」を身につけてくれることですが、現実ではなかなかうまくいきません。

最近では、未就学児でも楽しく学べるドリルなどの学習教材も充実しており、遊びの延長として勉強に取り組めるアイテムも続々登場しています。便利で役立つアイテムを活用しながら、就学前から「楽しく学ぶ習慣」を身につけさせたいですね。

子育て心理学協会代表理事の東ちひろ氏は、「学年が上がるにつれて、自分で学習する『自立学習』の力は欠かせなくなるが、高学年になってあわてて学習習慣を身につけさせるのは難しい」と指摘したうえで、「本格的な反抗期に突入する10歳までがチャンス」と、低学年から家庭学習の習慣を身につけることが重要だと述べています。*1

では子どもの自立学習を習慣化させるにあたって、親はどのようなサポートをしてあげればいいのでしょうか?

元開成中学校・高等学校校長の柳沢幸雄氏は、「好奇心こそ、自ら積極的に学ぶためにもっとも必要なもの」と述べています。だからこそ親は、「子どもの興味関心に目を向けて、その延長線上に勉強の要素につながるようなものがある経験をさせてあげること」を心がけ、子どもの好奇心や「やりたい」という気持ちにできる限り寄り添う必要があるのです。*2

たとえば、電車好きの子なら一緒に電車を見に行くだけでなく、路線図を片手に電車に乗って各駅に着く度に駅名の漢字を確認するなど、学びにつながるきっかけは身近にあります。お子さんがいま一番興味をもっているのはなんなのか、じっくり観察しましょう。

子どもが学習に興味をもってくれないことには学習習慣はつきません。そこで次項では、子どもがワクワクしながら学習を進めてくれるような自立学習教材を紹介しています。しかも、親の見守りは基本的には不要です。なかには「おうちの方は絶対に教えないでください」と、注意書きがあるドリルも……!

子どもがひとりでできる教材02

子どもの知的好奇心を育てる3つのポイント
PR

ひとりでできるドリル7冊(2歳~小学校高学年)

それでは、親がそばについていなくても子どもがひとりで取り組めるドリルを紹介します! 2歳~小学校高学年を対象に、年齢・学年に応じたおすすめの7冊をピックアップしているので、お子さんの年齢に合った自宅学習に役立ててくださいね。

【1】『2歳 まるごとこれ1冊 できるかな(学研の幼児ワーク)

ひとりでできるドリル1

初めてのドリル選びにおすすめ! 年齢に合った難易度で、2歳でやっておきたい定番のおけいこができます。ひとりで楽しめるぬりえやめいろなどの遊びが満載です。1ページごとにごほうびの「がんばりシール」が貼れるので、やる気が続きますよ。

【2】『2~4歳 はじめてのおけいこ(学研の幼児ワーク)

ひとりでできるドリル2

2〜4歳のクレヨンや鉛筆にまだ慣れていないお子さん向けのドリルです。運筆(鉛筆で線などを引く練習)中心の内容で、早いうちから机に向かう習慣をつけるのにぴったりの1冊。幼児向けワークやドリルが初めてでも、ひとりで集中して進められます。

【3】『おすしドリルシリーズ 4歳(学研プラス)

ひとりでできるドリル3

おすしにまつわる問題だけを詰め込んだ、おすし好きのお子さんにはたまらないドリルです。イラストや写真がふんだんに使われているので、絵本感覚でひとりでも楽しめるでしょう。おすしを通して「もじ・かず・ちえ」をバランスよく学べます

【4】『ひとりでできる!かんがえるパズル めいろ・てんつなぎ・まちがいさがし〔5・6歳〕(世界文化社)

「子どもにつきっきり」から解放! わかりやすいヒントが満載で、ひとりで取り組める工夫が凝らされたドリルです。スタンプラリー付きで達成度がひと目でわかります。ひとりでできた経験が目に見えるので、お子さんの自信にもつながるでしょう。

【5】『ドラゴンドリル けいさん 小1(学研プラス)

ひとりでできるドリル5

こんなドリルが欲しかった! かっこいいもの好きの子どもたちにぴったりの、勉強をワクワクの冒険に変えるドリルです。解けば解くほどレベルの高いドラゴンがゲットできるので、どんどん進めたくなりますよ。公式のアプリもあり、ゲーム感覚でひとりでも楽しめると人気です。

【6】『賢くなるパズル 入門シリーズ 数字・やさしい(Gakken)

ひとりでできるドリル6

卒業生の多くを難関中学に合格させてきた「宮本算数教室」の小学校全学年向けのパズル教材です。「最高の教材を渡して放っておくだけで子どもは伸びる」というメソッドに基づいているため、おうちの方は絶対に教えないでください。正解するまで自分で見直す習慣がつくので、粘り強さが育まれますよ。

【7】『算数と国語の力がつく 天才!!ヒマつぶしドリル ちょいムズ(Gakken)

ひとりでできるドリル7

楽しく読んで遊んでいたら、いつの間にか算数と国語の力がついてしまう不思議なドリル。ヒマつぶしがてら遊び感覚で始めたところ、だんだんと夢中になって問題を解いてしまう子どもが続出! ほったらかしにしていても、子どもが自分から進んで楽しみながら勉強してくれます。

子どもがひとりでできる教材03

ひとりでできるタブレット・オンライン学習

最近ではタブレット学習もすっかり定着し、楽しみながら学習に取り組めると子どもたちからも人気です。ここでは編集部おすすめのタブレット学習教材を紹介します。各教材の特色について解説しているので、お子さんに合いそうな学習法を見つけてくださいね。

◆ひとりで学べて考える力がつく【こどもちゃれんじタッチ】◆


ベネッセコーポレーションが運営する幼児向け通信教育サービスの「こどもちゃれんじ」は、「スキマ時間にサクッと遊びながら学べる」「家事で手が離せないとき、自分から進んで映像を見てくれていた」「子どもがひとりで集中して取り組めるので助かる」など、忙しい保護者から絶大な人気と信頼を得ています。

年中・年長さん向けのタブレット学習「こどもちゃれんじタッチ」は、タブレットの利点を活かしてお子さまのひとり学習をサポート! 正解だけでなく考える過程を大切にした学びを中心に、これからの時代に必要な力を育む充実した学習内容となっています。

◆どんどん算数が好きになるタブレット教材【RISU算数】◆


「ゲーム感覚で楽しめるので子どもが自ら進んで学習するようになった」という利用者の声にあるように、自発的に取り組みたくなる仕組みが満載のオンライン学習サービス・RISU算数は、データ分析を活用して、個々の得意・苦手ポイントに応じた問題とレッスン動画を提供してくれます。

つまずきを早期に感知したうえで、即座にフォローアップを行なうため、算数が苦手なお子さんも安心して学習に取り組めるでしょう。24時間365日の無料フォロー相談体制を整え、やる気や学習習慣づけまでサポートしてくれるので、ひとり学習にぴったりですね!

RISU代表・今木智隆先生 インタビュー記事一覧はこちら👇
第1回:子どもを「算数嫌い」にしない大原則。幼児期からできる“算数好きの基礎”の築き方
第2回:子どもが勉強で成果を出せないのは、親の「勘違い」が原因かもしれない
第3回:10億件のデータを調べてわかった、小学生が「ずば抜けて苦手」な算数の単元と例題
第4回:「算数の文章題が苦手」な子どもが、ひねった応用問題でも解けるようになる教育法


◆楽しすぎて毎日レッスンを入れたくなる! 【Kimini英会話】◆

Kimini英会話は、学研が提供する子どものひとり学習に適したオンライン英語学習サービスです。月額1,210円から始められ、AIを活用したアダプティブラーニングにより、個々の理解度に応じた最適なレッスンを提供

年齢別のコースや英検対策などが用意されており、子どもでも自分のペースで学習を進められます。さらに、24時間利用可能なスキル別トレーニングや予習・復習コンテンツにより、子どもが自主的に学習を進められる環境が整っています。

受講生保護者の声
どの講師も明るくフレンドリー。とにかく子どもをほめるほめるほめる! 子どもも、レッスンが楽しすぎて英語の勉強という意識がまったくないため、毎日自分でレッスンを入れています。受講して半年ですが、リスニングだけでなく、使える単語や熟語が急に増えたことにも驚いています。「今日は先生に〇〇について話すんだ!」とレッスン前に和英辞典で単語を調べることもしばしば。まさに「英語にハマっている」という状態です。(こどもまなび☆ラボ編集 T)

***
「親がしっかり見ていないと、勉強をサボってしまうのでは?」と大人は心配しがちですが、楽しく学習できる環境と正しい目標設定があれば、多くの子どもは熱心に取り組んでくれます。ぜひお子さんに合う学習教材を見つけてあげてくださいね。

文/野口燈

(参考)
(*1)参考・カギカッコ内引用元:ベネッセ教育情報|元小学校教員が語る!低学年のご家庭でやっておきたい3つのことって?
(*2)参考・カギカッコ内引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもの話をしっかり聞くと「あとが楽」。勉強に必要な集中力の育て方
こどもちゃれんじ
こどもちゃれんじタッチ
RISU算数
Kimini英語