教育を考える/本・絵本 2018.10.11

本選びのプロに聞く! 子どもに読ませたい本・実際に読まれている人気の本【連載:まなびの本棚】第1回

編集部
本選びのプロに聞く! 子どもに読ませたい本・実際に読まれている人気の本【連載:まなびの本棚】第1回

世の中に溢れる膨大な本の中から、自分の子どもに読ませたい本、本当に読むべき本が何かを知るのはとても難しいものです。こんなとき、誰かがヒントを教えてくれたらいいのに……そう考える親御さんも多いのではないでしょうか?

そんな悩める保護者のために「本選びのプロ」がとっておきの情報を教えてくれる連載がスタートします。

図書館司書や教育関係者向けの施設である『日販図書館選書センター。図書館を “つくる側” が絶大な信頼を寄せる場所だからこそ、確かな目で選ばれた本が並んでいることは間違いありません。

この連載では、選書センターで選ばれた本のランキング、そして選書のプロ・コンシェルジュによるコラムをご紹介します。きっと子どもの本選びのお役に立つでしょう。

※選書センターについて、詳しくはこちら(「図書館司書や教育関係者が足繁く通う『日販図書館選書センター』って知ってる?」)をお読みください。

2018年上半期人気図書ランキング

  • 1位
    鳥獣戯画を読みとく
    五味文彦 監修
    岩崎書店


  • 2位
    失敗図鑑
    いろは出版 編著
    いろは出版


  • 3位
    辞書びきえほん もののはじまり
    陰山英男
    ひかりのくに


  • 4位
    学校プールのヤゴのなぞ
    星輝行
    少年写真新聞社


  • 5位
    朝日ジュニア学習年鑑 2018
    朝日新聞出版
    朝日新聞出版

  • ***
    2018年上半期、選書センターでよく選ばれた本(小学校編)の中で注目すべきは、なんと言っても4位『学校プールのヤゴのなぞ』ではないでしょうか。夏が終わり、水泳授業も終了した学校のプールは、ヤゴ(トンボの幼虫)のすみかになります。都会にある小学校のプールでヤゴたちはどのように生活しているのか、一年を通してその観察の経過をたどるうちに、自然や生き物の“ふしぎ”を知ることができます。

    コンシェルコラム
    "本選びのプロ"選書センター
    コンシェルジュのおすすめの本

    なかにはメートル級も!? 不思議なプランクトンの世界へようこそ

    学校の図書室といえば、静かに読書をする場所というイメージが強いかもしれません。ですが、今の図書館は読書に加えて、授業に役立つ資料を備え学習支援を行う「学習センター」としての機能も期待されています。そういったニーズに応えるため、選書センターでは「国語」「理科」「社会」の三教科について、学習単元を掘り下げる「教科別おすすめ図書」コーナーを展開しています。

    「理科」のジャンルで毎月選書上位にランクインする図書が『ずかんプランクトン』(技術評論社)。プランクトンは小学校5年生「動物の誕生」、小学校6年生「生物と環境」、中学校第二分野「生物の体のつくりと働き」「自然と人間」で扱われます。

    本書では身近に生息するプランクトンを、フルカラーの大きな写真で紹介しています、目で見て楽しめるのはもちろん、体のつくりを解説したイラストや詳細なコラムで、しっかりと特徴を学ぶことができます。採取方法、顕微鏡での観察方法も解説されているので、調べ学習の資料としてもいかがでしょうか。

    『ずかんプランクトン』
    監修/日本プランクトン学会
    技術評論社