2018.4.10

自宅でできる簡単運動プログラム【第5回】<ジャンプ力>開脚ジャンプ

自宅でできる簡単運動プログラム【第5回】<ジャンプ力>開脚ジャンプ

子どものころから活発で、体操が大好きな少年だった田中光さん。1996年のアトランタオリンピック体操競技に出場。オリンピックの舞台で新技を成功させ、その技は自身の名前から『TANAKA』と認定されるなど活躍しました。

現在は、流通経済大学で幼少児教育・健康教育・介護予防などをテーマとした研究を行う他、体操教室にて子どもたちに体操指導を行っています。

今回は、そんな田中さんに、運動能力の発達に大事な時期に育てたい「ジャンプ力」「バランス感覚」「支持力」に焦点をあてて、体操をやっている子も、これからはじめたいと思っている子にも、自宅で親子で楽しみながらできる簡単運動プログラムを紹介してもらいました。

第1回~第5回は【ジャンプ系プログラム】をお送りします。ジャンプすることで骨に適度な刺激を与えるため、足の筋力が発達するのです。決して難しい動きではないので、子どもの運動能力の向上におススメのプログラムですよ。このプログラムを行うことで、「ジャンプ力」「瞬発力」を鍛えることができます。

ジャンプ力を育てるプログラム(5)【開脚ジャンプ】


1. 足を少し開いて立ちます

足を開いて立つ


2. 腕を使って、思い切りジャンプをします

腕を使ってジャンプ


3. 空中で足を開いてみよう
空中で足を開く

 

構成◎田口久美子 写真◎榎本壯三

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今回も編集部でトライしてみました。田中さんの写真を見て、「180度までは開かなくても、そこそこ開くだろう」と思っていましたが、90度も開けませんでした。原因はジャンプ力が思った以上に足りなかったことと、体が硬かったこと。その点、子どもたちの体って柔らかい! 今日から寝る前にストレッチをしようと決めました。