「今年こそは自由研究を早めに終わらせるぞ!」と意気込んでいたものの、いざ夏休みが始まると楽しいイベントや遊びの予定が満載で、結局8月後半になってあわてて取りかかることに……。そんな経験、ありませんか?
どちらかというと苦手意識を持つ人が多い自由研究ですが、テーマさえ決めてしまえば、あとは順序立てて進めていくだけ。そう、自由研究の最大の難関は「テーマ選び」なのです。
そこで、今まさにテーマ選びに悩んでいるお子さまたちのために、連載『まなびの本棚』でおなじみの“本選びのプロ”日販図書館選書センターが、とっておきの自由研究本を選んでくれました。きっと「これだ!」とひらめくヒントを与えてくれますよ。
☆3・4年生向けはこちら→“自由研究本”パーフェクトガイド for 3・4年生
『おまかせ自由研究&調べ学習』(朝日学生新聞社)
朝日小学生新聞編集部(編)
自由研究や調べ学習で何をすればいいのか、どうやって進めればいいのわからない小学生にぜひおすすめの一冊。『朝日小学生新聞』に掲載された記事をもとに、実験や観察を上手に進める方法や具体的な観察の仕方など、30項目に分けて紹介されています。
『小学生の自由研究パーフェクト 1 . 2年生』(成美堂出版)
成美堂出版編集部(編)
1、2年生のレベルに合ったテーマの見つけ方から発表の仕方まで教えてくれる低学年向け自由研究本の決定版! 身近なものを使ってできる実験や、みんなで遊べる工作など全28テーマを、小学生にもわかりやすく写真やイラストを使って丁寧に解説しています。
『小学生の自由工作パーフェクト 低学年(1 . 2 . 3年)編』(成美堂出版)
成美堂出版編集部(編)
牛乳パックや段ボールなど身近な材料でできる工作を48アイテム紹介しています。身の回りにあるものを使って作り出す驚きのアイテムの数々に、きっと子どもたちも夢中になるはず!
『こどもが探せる 川原や海辺のきれいな石の図鑑』(創元社)
柴山 元彦・井上 ミノル(著)
大人気ガイドブックシリーズに待望の子ども版が登場! 水辺で見つけられる鉱物を、現地で見くらべやすい原石のままのすがたで紹介しています。シリーズ最多の40種の鉱物図鑑に加え、子どもを連れて出かけやすい全国の石の採集スポットを20ヶ所紹介しているので、この本を片手にぜひ家族で探しに行ってみませんか?
『100円ショップでわくわく科学実験』(いかだ社)
青野 裕幸(著)
「ふわふわ電気くらげ」「立方体のシャボン玉」「骨格標本をつくろう」など、子どもの好奇心を刺激するワクワクドキドキの実験テーマが満載! 100円ショップで簡単に材料をそろえられるので、無理なくたくさんの実験にチャレンジできます。
『100円ショップでつくってあそぶ なつかし! 伝承おもちゃ&あそび』(いかだ社)
吉田 未希子(著)
昔なつかしいおもちゃとあそびをたっぷりと紹介している一冊。ゲームやインターネットを遊びのツールにしている今の子どもたちにとっては、逆に新鮮に感じられるかも!? 材料はどれも100円ショップで手に入るので、気軽に日本文化に親しむことができます。
『コロコロロボット Kids工作BOOK』(いかだ社)
野出 正和・古川 孝(著)
身近な廃材を利用して、自分だけのオリジナルロボットを作ろう! 写真やイラストで作り方や遊び方を丁寧に解説しています。ロボットの仕組みに興味があるお子さんにおすすめです。