教育を考える/体験 2018.2.28

「English」×「Cooking」でどちらも大好きになる! 『RK Kitchen』代表、RYOKO先生インタビュー

編集部
「English」×「Cooking」でどちらも大好きになる! 『RK Kitchen』代表、RYOKO先生インタビュー

「English」×「Cooking」。英語もお料理も、とにかく楽しく教えてくれると評判の『RK Kitchen』。代表のRYOKO先生は、管理栄養士の資格を持ち、オーストラリア・シドニーの5つ星ホテルでの勤務経験もあるそうです。

子どもたちが「また行きたい!」と何度もリピートするほどのレッスン。その秘密はどんなところにあるのでしょう?

まずは聞くことから始めて、ボキャブラリーを増やしていこう

——本日はよろしくお願いいたします。さっそくですが、RYOKO先生が『RK Kitchen』を始められたきっかけを教えてください。

RYOKO先生:
最初は日本語でお料理を教えていました。でも、せっかくだから英語でお料理を教えたらどうだろうと考えまして。というのも、家庭の中で使う英語って意外とたくさんありますし、「日々使っていれば、そのうちに英語が身につくのでは?」と思っていたからです。

使っていれば、子どももだんだん英語を理解できるようになります。実際に私自身、子どもと英語で会話をすることがありますから。もちろん子どもも、私の話していることを理解していますよ。

——今日の生徒さんたちも、先生の言っていることをほとんど理解していましたよね。

RYOKO先生:
そうですね。みんな徐々にいろいろと覚えてくれています。赤ちゃんが日本語を学ぶようなイメージでしょうか。0歳の赤ちゃんは最初は話せないけど、1歳前後でなにか話すようになって、そして使える言葉が増えてきて……という感じです。

英語も同じで、最初は聞くことから始まって、だんだんそれがわかるようになってきて、一言二言と、ボキャブラリーが多くなってきます。だから、私は同じ言葉を何度も繰り返しますね。

もちろん最初はチンプンカンプンだと思いますよ。でも、ジェスチャーをつけてあげたり、紙に書いてあげたり、音を出してあげたりすると、「ああ、そうだったのか!」ってわかってくれるんです。

「RK Kitchen」で子どもたちに教えるRYOKO先生

——レッスンの間に絵本を読んだり、英語のテキストを使ったお勉強もしていましたね。

RYOKO先生:
はい、焼いている時間などのちょっとした待ち時間がもったいないな、と思いまして。

それに始めは手探り状態だったので、プロの英語の先生に「どんなテキストでどういう英語の教え方をしているのか」を教えてもらったり、お母さんがたからもお家での様子や要望をなるべく聞いたりしました。

もちろん自分でも、「これは子どもたちの反応がいいから続けていこう」とか、「こっちのテキストはあまり興味だなさそうだな」とか考えながら、毎回試行錯誤です。またお子さんによって、合う合わないもありますので、レッスンごとに反応を見ながら進めています。

——魔女の絵本はみんな食いついてましたね。

RYOKO先生:
あの絵本は嫌いな子はいないんじゃないかな? みんな好きですね~! 仕掛け絵本なので、飛び出したり開けたりすることがおもしろいのかもしれませんね。

それに何度も読んでいるうちに、単語や言い回しを覚えるんです。

「RK Kitchen」で子どもたちに絵本を見せるRYOKO先生

今すぐ「Famm無料撮影会イベント」に行くべき4つの理由。写真で「自立心」や「自己肯定感」がアップする!
PR

お母さんがいなくなったとたんに英語を話し出す!

——英語を話すことに対して恥ずかしがったりしないのですか?

RYOKO先生:
最初はみんな恥ずかしがり屋さんです(笑)。黙って立ってるだけだったり。でも、なぜか2回目になるとみんな慣れてきますね。

あとは、お母さんがいない方が英語を使います。お母さんが教室にいるときは英語を使わないのに、お母さんが席を外した瞬間に英語を使いだします、不思議ですね~。

——何度もレッスンに参加する子はいますか?

RYOKO先生:
そうですね、けっこう多いです。初回は、お母さんが広告やホームページを見てくれてお子さんを連れてくる、という感じですが、2回目以降は、お子さんの方が「行きたい」と言ってくれるそうです。嬉しいですね。

将来パティシエになりたいという子もたくさんいますよ! あとは、シェフになりたい子もいますし。もちろん、野球選手になりたいという子たちもいます。ここに来てくれる子は、みんな夢を持っています。

シフォンケーキが焼けた

——生徒さんはほとんどが女の子でしょうか?

RYOKO先生:
いいえ、1/3くらいは男の子です。とくに小学生の男の子が多いですよ。男の子は、「料理」とは思っていなくて、理科の実験だと思っているかもしれませんけど(笑)。

たまに男の子だけのレッスンもありまして、そんな日はもう、理科の実験室になりますね。「ワオ!」とか言っちゃって盛り上がっています。

——RYOKO先生が『RK Kitchen』のレッスンをとおして伝えたいことはなんですか?

RYOKO先生:
「英語」と「お料理」、どちらも一緒に好きになってもらえたら嬉しいです。お母さんお父さんの料理のお手伝いができるようになってくれたり、習った料理をお家で作ってくれたらいいな、と思います。それから覚えた英語をお家でもぜひ使ってほしいです。

まずは楽しんでもらうことがいちばん! 楽しくないと次に続かないですからね。

【プロフィール】
RYOKO
料理家/管理栄養士。オーストラリアでHospitality Managementを学ぶ。シドニーの5つ星ホテルでの勤務、現地のローカルカフェでバリスタ、カフェワークを習得し帰国。現在は、『RK Kitchen』にて子供たちに英語で料理を教えている。

『RK Kitchen』ホームページはこちら

***
「楽しい!」と感じることが大切なのですね。お料理が好きな子、英語の勉強を始めてみようかなと思っている子、理科の実験が好きな子(笑)、明るく楽しいRYOKO先生のレッスンに、1度参加してみてはいかがでしょう。