「いい子」だったあなたへ。アダルトチルドレンが幸せな親になるための処方箋【臨床心理士監修】
「子どもが泣いていると、なぜか自分が責められているような気持ちになる」「完璧な母親でいなければと思うのに、いつも自分にダメ出しばかりしてしまう」「愛情はあるのに、どう表現していいか
鎌田怜那
臨床心理士・公認心理師
子どもの発達・アタッチメントの専門家。子どもの強みを見つけ、親子関係を豊かにするサポートしています。自身も3児の子育て中。専門家であっても、子育てでイライラやモヤモヤは避けられず……母親であることを楽しめるよう、心理学の知識を日常生活に活かすスキルを発見・実践しています。子育ての悩みを「悩める幸せ」として、共に成長しましょう!
「子どもが泣いていると、なぜか自分が責められているような気持ちになる」「完璧な母親でいなければと思うのに、いつも自分にダメ出しばかりしてしまう」「愛情はあるのに、どう表現していいか
「抱っこをせがまれると、正直しんどい……」「愛情がないわけじゃないのに、どうして触れ合いが苦手なんだろう」 このような思いを抱えながら、自分を責め続けている親御さんはいません
「オキシトシン」という言葉を聞いたことがありますか? これは、家族やパートナーとのスキンシップや信頼関係に深く関わるホルモンです。本来は母乳の分泌を促すために働くものですが、じつは