教育を考える 2025.4.10

ママの久しぶりの「ひとり時間」、何する? 自分時間を楽しむための16のアイディア

編集部
ママの久しぶりの「ひとり時間」、何する?  自分時間を楽しむための16のアイディア

「久しぶりのひとり時間ができた! でも、何しよう?」

子どもが祖父母や友達の家に遊びに行ったり、パパと出かけたりして突然訪れる数時間の 「ひとり時間」。うれしいけれど何をして過ごすべきか迷うことはありませんか?

子育てに追われていると、いざ時間ができても、やりたいことが思い出せなかったり、結局家事で終わってしまったりすることも多いものです。この記事では、「久しぶりのひとり時間をどう過ごせばいい?」と悩むママに向けて、実際のママたちの声とおすすめの過ごし方をまとめました。

ママたちのリアル「ひとり時間」事情

ママの 「ひとり時間」平均でどれくらい?

ママノワの2024年の「ママのひとり時間調査」によると、子育て中のママが1日に確保できる「ひとり時間」は以下のような結果が出ています。

  • 1位 1~2時間未満 39%
  • 2位 3時間以上 20%
  • 3位 30分以下 18%
  • 3位 2~3時間未満 18%
  • 5位 1人時間はない 5%

データを見ると、約4割のママが1日1~2時間未満のひとり時間を確保していますが、一方で「ひとり時間がない」というママも5%存在します。さらに、せっかくのひとり時間でも、多くのママが家事や子どもに関する用事に時間を費やしてしまっているのが現実。溜まった洗濯物をたたんだり、子ども部屋を片付けたりと、結局は家事で終わり、残った時間はスマホをいじるだけ……。心当たりがある方も多いのでしょうか。

しかし、考えてみてください。家事は後回しにしても取り返しがつきますが、ママ自身の疲れやストレスは放っておくと蓄積していきます。たまには意識して「自分のための本当のひとり時間」をもつことも大切なのではないでしょうか。それは「わがまま」ではなく、必要なケア。リフレッシュした元気のママの方が、子どもたちもうれしいはずです。

そこで今回は、数時間の貴重な「ひとり時間」を充実させる16のアイディアをまとめました。ぜひ参考にしてください。

外でヨガをするママ

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ママの「ひとり時間」8つのアイディア【お出かけ編】

☕ お気に入りのカフェでノート時間

お気に入りのカフェで、手帳やノートを広げて1週間の予定を整理する時間は貴重です。スマホではなく紙に書き出すことで、思考が整理され心もリフレッシュできます。窓際の席でコーヒーを飲みながらの時間は、忙しい日常から離れるひとときになります。

🛍️ 子連れでは行けないお店巡り

子ども服売り場ではなく、自分のための服や雑貨を見る時間は貴重です。試着もゆっくりできるため、普段の買い物とは違う楽しさがあります。何も買わなくても、新しいトレンドをチェックするだけでも気分転換になります。

🖋️ まとめ買いではない “自分のため” の買い物

文房具店でじっくり文具を選んだり、本屋さんでゆっくり雑誌を立ち読みしたりする時間は、小さな贅沢です。実用的なものではなく、自分が純粋に欲しいと思うものを少しだけ購入することで満足感が得られます。

🧖‍♀️ 近所のスパや銭湯で温活

サウナや岩盤浴で汗を流す時間は、心身のリセットに最適です。2時間あれば、ゆっくり温まって水分補給をする余裕もあります。デイスパなどの短時間コースを利用するのもおすすめです。多くの施設ではマッサージやエステなどのオプションも選べるため、日頃の疲れを癒すひとときを過ごせます。汗を流した後の爽快感と心地よい疲労感は、日常から少し離れた贅沢な時間を与えてくれるでしょう。

🏃‍♀️ ジムやヨガ、ウォーキングで体を動かす

優先順位をあと回しにしがちな体を動かす時間。家事や仕事ばかりで出不精という方には特におすすめです。最初は腰が重くても、体を動かしたあとは心も体もスッキリ。ストレスも軽減されているはずです。

💇‍♀️ 美容院でのメンテナンス時間

子連れでは難しい美容院での時間は、時間の余裕があるときにぴったりです。カットだけなら1時間程度、カラーやパーマなら2〜3時間で、見た目の変化による気分転換効果も抜群。施術中は雑誌を読んだり、スマホを見たりと、自分だけの時間を楽しめます。特に予約が取りにくい人気美容室も、平日の昼間なら比較的予約が取りやすいのもメリットです。

🍽️ ひとりランチ

子どもの好みに合わせたメニューではなく、自分の食べたいものを選べる贅沢な時間。サラダが充実した健康的なカフェや、少し贅沢な料理を提供するレストランで、ゆっくりと食事を味わえます。味覚だけでなく、店内の雰囲気や丁寧な接客も含めて、大人の食事時間を満喫できるのが魅力です。

🎬 映画館でひとり映画、アニメ

子連れでは選べない大人向け映画やアニメを、好きな時間にひとりで見る贅沢。2〜3時間の空き時間なら、時間を気にせずに映画に没頭できます。平日昼間の空いている時間帯なら、ほぼ貸切状態で楽しめることも。

テレビを見るママの画像

ママの「ひとり時間」8つのアイディア【おうち編】

📚 読書×スイーツの贅沢タイム

読書と一緒に特別なスイーツを楽しむ時間は、たった短時間でも満足度が高まります。まだ読んでないけどずっと読みたかった、または買ったままの本や漫画がおうちにありませんか? 本がなくてもスマホがあればすぐに読みたい本を読めます。

🧴 自宅でのマイセルフケア時間

普段は省略しがちな丁寧なスキンケア、ヘアパック、ネイルなど、自分を労わるケアの時間をとることで、子育て疲れを癒すことができます。お気に入りの音楽をかけながら行なうとさらにリラックス効果が高まります。

📺 推しドラマの一気見、TV・Netflixタイム

録りためたドラマや番組を、好きな飲み物と一緒に集中して観る時間もおすすめ。子どもの好みを考えずに済むため、純粋に自分の好きなコンテンツを楽しめます。気になるドラマの続きも一気に見られちゃいます。

🎨 クリエイティブな趣味タイム

塗り絵、アート、簡単なハンドメイド、写真アルバム整理、お菓子作りなど、短時間でも楽しめる創作活動に没頭するのも良い気分転換になります。ひとりなら集中して取り組めるので、普段は中断されがちな作業も最後まで楽しめます。完成品を手にしたときの達成感は、日常の疲れを忘れさせてくれるでしょう。

🌱 ベランダ園芸やミニ観葉植物のお手入れ

そこまで手をかけなくても楽しめる小さな園芸タイム。ベランダでのハーブ栽培、窓辺で育てられる小さな観葉植物の手入れ、キッチンで楽しめるスプラウト栽培など、限られたスペースでも緑と触れ合うことができます。自然は癒しの効果もありますし、新しく始めることで今後の生活に変化をもたらします。

💻 オンライン講座やYoutubeで新しいことを学ぶ

向上心があるママには、興味のある分野について学ぶ時間に当てるのもおすすめ。Youtubeで無料の料理レシピを研究したり、スマホアプリで気になる外国語の基礎を学んだり、オンラインスクールの体験講座を受けてみたり。2時間あれば、仕事に役立つスキルから趣味の知識まで、普段後回しにしていた学びにじっくり取り組めます。

🧹 誰にも邪魔されない片付け時間

結局家事するの? と思われた方もいるかもしれませんが、自分のための片付けをする時間はめったにありません。自分の部屋やクローゼット、コレクションなど、集中して整理したい場所の片付けに取り組むと気持ちもスッキリ。こうした時間は子どもがいるとなかなかとれません。

😴 贅沢なごろごろタイム、昼寝

そして最後のおすすめは、何もせずごろごろすること、そして睡眠。目覚まし時計をセットして1時間程度の昼寝をするだけで、疲れた体と心が驚くほど回復します。お気に入りのアロマやリラックスミュージックを流しながら眠ると効果的です。

睡眠をとるママの画像

やりたいことが浮かばないときは「自分の気分」で選ぼう

😴 心身ともに疲れているとき

横になる、目を閉じる、温かい飲み物をゆっくり飲むなど、単純なリラックス法がおすすめです。子どもが外出している間、最初の30分はただ横になって休むだけでも大きな回復効果があります。スマホやテレビなどの刺激を避け、静かな環境で目を閉じて深呼吸するだけでも疲労回復につながります。

🤔 頭がモヤモヤしているとき

紙に書き出す、整理する、軽い運動をすることで思考を整理できます。頭の中が整理できないときは、とにかく書き出すことから始めましょう。To Doリストの作成や、考えていることをノートに書くだけでも思考が整理されます。また、15分程度の軽いウォーキングも気分転換に効果的です。

🌟 何か新しいことをしたいとき

行ったことのないカフェや、試したことのないメニューなど、小さな冒険を楽しみましょう。いつも行くスーパーではなく、少し遠くのお店に行ってみるだけでも新鮮な気持ちになれます。普段選ばないジャンルの本を手に取ったり、新しいカフェのメニューを試したりすることで、日常に変化を取り入れられます。

一人でカフェの画像

ママがひとり時間を楽しむことは家族への投資

たった数時間でも、自分の好きなことをした後は、子どもに対するイライラが軽減され、より穏やかな気持ちで接することができます。自分の時間をもつことで、子どもやパートナーとの時間も大切にできるようになり、家族関係の質も向上します。

***
毎日誰かのために頑張っているあなたへ。たまには自分のために時間を使っても大丈夫です。それは「わがまま」ではなく、あなた自身をケアするために必要なこと。家事ももちろん大切ですが、ときには思いきり自分だけの時間を楽しむことで、また笑顔で家族に向き合えるようになります

あなたは次の「ひとり時間」で何をしたいですか? その時に備えて、ぜひ考えてみてくださいね。そんなあなたの「ひとり時間」が、かけがえのない特別な時間になりますように。

(参考)
ママノワ|ママは1人時間に何する?ひとり時間の過ごし方を調査