あたまを使う/教育を考える/知育 2024.10.28

「紙教材こそ正しい」と思っていた私が、タブレット学習に驚いた理由

[PR] 編集部
「紙教材こそ正しい」と思っていた私が、タブレット学習に驚いた理由

子育ては予想外の連続です。特に、小学校入学前の時期は、親として様々な選択を迫られます。

ここでは、2019年生まれの娘をもつ一般的な母親の体験をお伝えします。「こどもちゃれんじ」との出会いと再会、そこで得た気づきの数々です。

迷いのなかでの再会

「ママ、これ、またやりたい!」

娘の目が輝いていました。画面に映るしまじろう。5年前、新米ママだった私は初めて「こどもちゃれんじ」と出会いました。娘はしまじろうに夢中で、私も「こどもちゃれんじ」を楽しんでいました。でも、ある日「もういいや」と思ってしまったのです。

当時の私には、それなりの理由がありました。育児書やまわりの意見に振り回され、「これをしなくちゃ」「あれをやらなくちゃ」という思いに駆られていたのかもしれません。結果として、子どもの興味や成長のペースよりも、親の焦りが先行していたように思います。

そして訪れたコロナ禍――。

私たちの日常は一変しました。コロナ禍による影響は、子育て中の家庭に特に大きな変化をもたらしました。保育園の休園、児童館のイベントや幼児向け習い事もすべて休止。学びの場がほとんどなくなり、焦りの気持ちが生まれました。終わりが見えない日々に、家でしっかり教育をしなければと思い、知育玩具や、いま思えば「早期教育すぎる」別教材を選択。「こどもちゃれんじ」は、やめてしまいました。

この時期、多くのパパママたちが同じような不安を抱えていたのではないでしょうか。家での時間が増えたことで、子どもの教育に対する責任を強く感じる一方で、何をどうすればいいのかわからない……そんなジレンマに陥っていました。

しまじろうと赤ちゃん
↑娘のお気に入りだった、しまじろうのソフトトイ。どこに行くにも必ず一緒でした。

5年後、変わる教育観。進化した学びの形との出会いと驚き

娘は今年5歳になりました。5年前、余裕のなかった私が、知育玩具や早期教育教材を選んだことは、いまでも正しかったのかわかりません。「こどもちゃれんじ」=おもちゃ寄りだと当時は思っていたけれど、あのとき、もう少し月齢・発達に合ったことをしていたほうがよかったのかもしれないと頭をよぎることもあります。

子育ては、特に新米ママにとっては、試行錯誤の道のりでした。5年という時間は、私自身の価値観や教育に対する考え方も少しずつ、でも確実に変化をもたらしていました。

以前の私は「教育は紙の教材でするべき」という強い信念をもっていました。子どもの集中力を育てるには、じっくりと紙に向かい合うことが大切だと信じていたのです。自分自身が慣れ親しんできた方法に知らず知らずのうちにこだわっていたのかもしれません。

また、いろいろなことが小さい頃からできるほかのお子さんの情報を目にすることもあり、「早ければ早いほどよい」と考えていた部分もありました。しかしいまは、子どもの興味や発達段階に合わせることの大切さを実感しています

――あれから5年経ち、私はここ「こどもまなび☆ラボ」で編集の仕事をしています。5歳の子どもがいるということで、体験記事担当になった私(と長女)。5年ぶりのしまじろうとの再会は、タブレット学習の体験でした。

驚いたのは、今回体験した「こどもちゃれんじ」(年中さん向けのすてっぷ教材)では、入会する人の約9割がタブレット学習を選んでいるという事実。想像していたより多くの人が、子どもの学びにタブレット学習を取り入れていたのです。そして、実際に学習を始めてみると、タブレットだけでなく、毎月届く紙の教材やエデュトイも一緒に楽しめることがわかりました。

タブレット学習でインタラクティブに学び、紙の教材にじっくり取り組み、かわいいおもちゃで体験的に理解を深める――。デジタルとアナログ、それぞれのよさを上手に組み合わせながら、子どもの成長に寄り添う学びが広がっていました。デジタル技術の進歩とともに、教育のあり方も豊かに進化していることを実感しました。

ひらがなの勉強をしながら上を向いて笑っている女の子
↑「ママ、見て! 書けたよ!」と嬉しそうな顔。ひらがなが大好きになったみたいです♪

でも、タブレット学習への不安も……

でも、タブレット学習には、やはりまだ抵抗がありました。理由は2つ。

1つめは、現在、紙のドリルやワークに喜んで取り組んでいる娘が「タブレットしかやりたくない!」と変わってしまうのではないか、という不安。2つめは、5歳という年齢にタブレット学習が本当に必要なのか、それこそ早すぎるのではないか、という疑問。

この不安や疑問に共感してくださる同世代のパパママも多いのではないでしょうか。デジタルネイティブと呼ばれる世代の子どもたちと、アナログ時代を経験してきた私たち親世代とのギャップ。それが、こういった不安を生み出す要因のひとつかもしれません。

ところが、実際に使ってみると、「あれっ。すごくいいじゃん」と思いました。生活から教育まで、バランスよく「いま」教えたかった内容がまとまっています。教育系コンテンツには、カブトムシの成長動画などの動物の生態、なぞり書きアプリでのひらがな練習、生活のマナーなどがありました。ややもすれば単調になりがちな内容も楽しみながら学べるような工夫が凝らされていたのです。

また紙のワークと違い、親がついていなくても、タブレットのなかのキャラクターがはげましてくれて、子どもがひとりで学習を進められるようにデザインされていました。子どもの成長には、知識の習得だけでなく、生活習慣の確立や社会性の発達など、さまざまな要素が必要です。「こどもちゃれんじ」は、そういった総合的な発達を促す工夫が凝らされているようでした。

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娘が「自分で考える」ように

そして、何より嬉しかったのは娘の変化です。以前は「どうしてだと思う?」と問いかけても、考えもせず「わかんなーい」と言っていた娘が、しまじろうの上手な問いかけなら自分で考えて答えを出せるようになりました。

「きみはどう思うかな?」「ほかにはどんなものがあるかな?」など、しまじろうの問いかけ方は、親の私にも「こうやって聞けばいいのか」と大きな学びがありました。ただ「この答えは?」「これは何?」ではなく、考えることを促すような質問が織り込まれ、その促しによって娘は自分で考えるということそのものを身につけていったのです。

これが、「こどもちゃれんじ」の「問いかけ型メソッド」なのでしょう。この変化は、単に知識を詰め込むだけの学習ではなく、思考力や表現力を育む重要性を示しているのだと思います。子どもの「なぜ?」「どうして?」という好奇心を大切にし、それを育てていくことの大切さを改めて感じました。

タブレット学習をする女の子
↑花丸がもらえて満足気な娘の表情に、親である私もとても嬉しかった……!

タブレット学習についての「予想外の発見」

タブレット学習については、いくつかの予想外の発見がありました。子どもは楽しそうにタブレットを使って学びを深めていましたが、同時に紙の教材を避けるようになることはありませんでした。子どものほうが、タブレットと従来の紙の教材、それぞれのよさを知っているのかもしれません。結果として、私の不安は杞憂だったのです。

子どもが飽きないような進め方、上手な問いかけ、動きや音によるわかりやすさ……タブレット学習だからこそできることは本当にたくさんありました。さらに、30分ごとに休憩の画面が出て、このあとは大人しか操作できないようになっているのも驚きでした。

紙の教材は、親がついて見てあげる必要もありますが、それもまた、必要なコミュニケーションであることも確かですし、まったく見てあげないのは、子どもには(私にとっても)物足りない部分もあるでしょう。「こどもちゃれんじ」にはタブレット学習だけでなく、紙の教材もきちんと付属しているので、とても行き届いている印象です。

タブレットでの学習効果、紙の教材を通したコミュニケーション。どちらもそれぞれによさがあり、どちらも大切で、紙だけでなくてはならないということはなかったのですね。子どもの適応力の高さに驚かされると同時に、大人の方が固定観念に縛られていたことに気づかされました。

タブレット学習の画面
↑30分ごとに、しまじろうから「きゅうけいしよう! めをやすめてね」とメッセージが届きます。

専門家の言葉から学ぶ

この経験を通じて、私の教育観も変化しました。以前、編集者として専門家のインタビューを読み込む際に、こんな言葉に出会いました。

「IT技術の進歩により、スマホやタブレット端末用のアプリなどメディアが生まれている時代です。つまり、文字だけに頼らずとも、情報をインプットできる機会が増えているのです。子どもに合ったメディアをチョイスしてあげることも、ひとつの方法です。」

 
この言葉を目にしたときには、「そうだよね……。学習方法も時代に合わせてアップデートしていこう」と思いました。でも、いざ自分の子どものことになると、紙のワークのみが正! と無意識に思っていたのでしょう。固定観念でガチガチだったのかもしれません。

この気づきは、単に教育方法の選択にとどまらず、子育て全般に対する私の姿勢を変えるきっかけとなりました。子どもの可能性や成長を信じ、新しいことにもオープンな態度で接することの大切さを学んだように思います。子どもって、思ったより成長していて、私が思っているよりもっといろいろなことができるんです。

「こどもちゃれんじ」のタブレット学習は、継続予定なので、またリアルな体験記事をお届けしていきます! 私は専門家でもなんでもなく、ただの子育て中の母ですが、育児を頑張るお仲間のママたちの参考になれば、嬉しいです。

タブレット学習をする娘
↑娘が夢中になっていたプログラム。「問いかけ型メソッド」で考える力が確実についている!

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この「こどもちゃれんじ」との再会は、私たち親子に新しい視点をもたらしました。「教育」や「育児」というと堅苦しく感じがちですが、自然に、嬉しそうに学べる環境の大切さを実感しています。

子育てはさまざまな選択の連続です。その過程では、喜びも不安も、多くの感情が伴います。新しい方法や考え方に出会ったとき、それを試してみる勇気をもつことも大切かもしれません。

「こどもちゃれんじ」は、親子の成長を優しく見守り、サポートしてくれる心強い味方になってくれそうです。みなさんの子育ても、きっとすばらしい発見と学びの連続になりますように。一緒に、子どもたちの輝く未来をつくっていきましょう!