なんば先生の国語教室【最終回】最後に伝えたい「ほんとうのことばのちから」
こんにちは、難波です。いよいよこの連載も最終回となりました。 前回は、家庭における「携帯デバイス教育」について、私から提言をさせていただきました。 この連載で何度も申し上げ
難波博孝
広島大学教授
広島大学学長特任補佐、大学院教育学研究科教授、博士(教育学)文学修士(言語学) 1958年兵庫県姫路市生。京都大学大学院文学研究科言語学専攻、神戸大学大学院教育学研究科国語教育専攻を修了、愛知県立大学文学部児童教育学科講師・助教授を経て、2000年広島大学に移り、現在に至る。 専門は国語教育全般(論理の教育、文学教育、コミュニケーション教育) 現在、小学校教員や中高教員との勉強会、企業研修のプロとの共同研究、西安交通大学・台北市立大学などとの共同研究を行う。 授業アドバイザーとして、年間30校園以上の幼小中高を訪問し授業を観察し、100本以上の学習指導案へのアドバイスを行う。全国大学国語教育学会全国理事、一般社団法人ことばの教育理事、言語技術教育学会理事、初等教育カリキュラム学会理事。2016年度読書科学学会研究奨励賞受賞。 著書に『ナンバ先生のやさしくわかる論理の授業―国語科で論理力を育てる−』明治図書(2018)、『母語教育という思想』世界思想社(2008)『楽しく論理力が育つ国語科授業づくり』明治図書(2006)、『臨床国語教育を学ぶ人のために』世界思想社(2007)がある。
こんにちは、難波です。いよいよこの連載も最終回となりました。 前回は、家庭における「携帯デバイス教育」について、私から提言をさせていただきました。 この連載で何度も申し上げ
こんにちは、難波です。 前回は、携帯デバイス、とくにスマートフォンの何が問題かについてお話ししました。そこでは、スマートフォンのような小さい携帯デバイスは、コミュニケーションの三
こんにちは、難波です。 前回は、国語力の基盤となる「通じ合い」の力を育てるために、「共同注視」が大事であることをお話ししました。そして、そのことを微笑ましい母子の写真で感じていた
こんにちは、難波です。 前回は、大学入試で求められている力が、実は「通じ合い」の力であることをお話しました。コミュニケーション力といってもいいのですが、単に言葉をやりとりする
こんにちは、難波です。 前回は、幼稚園・保育所の幼児教育から、小中高の教育、そして大学入試や大学教育まで、教育が大きく変わっていること、その中でも「国語力」が、重要視されていって
こんにちは、難波です。ゴールデンウイークは皆さんいかがお過ごしになったでしょうか。私は子どもたちの手も離れ、夫婦でゆっくり過ごしました(といってもこの連載を書いたりしています)。
こんにちは、難波です。急に暑くなりましたね。季節は確かに変わっていっています。 前回は、大学共通テストの記述テストをご紹介しました。その問題パターンは、全国学力テスト(全国学
春4月、時には肌寒いときもありますが、初夏の匂いもかすかにするようになってきました。こんにちは、難波です。国語教室の連載3回目となりました。 記述問題の正解を導き出す複数
新学期に入りましたが、暖かいと思えば肌寒いときもあり、不安定な気候が続きますね。こんにちは。広島大学の難波です。国語教室連載2回目です。 不安定といえば、新しい学校や園、学年
私たちが普段何気なく話している「ことば」。 たった一言で生きる勇気が湧いてくることばもあれば、ずっと心にひっかかって忘れられないことばもある。ひとつのことばにたくさんの人の思