教育を考える/芸術にふれる/アート/デザイン/知育 2019.12.13

お絵かきは子どもの「自己表現」。たくさん描いて自己肯定感を育もう!

[PR]BICジャパン株式会社 長野真弓
お絵かきは子どもの「自己表現」。たくさん描いて自己肯定感を育もう!

駅の連絡通路にずらりと並んだ子どもたちの絵に遭遇したとき、思わず目を奪われ、ひとつひとつじっくり観てしまいました。ある児童絵画展の「海」をテーマにした受賞作展示だったのですが、どれも本当にすばらしかったのです。それぞれに個性があり、描写がとても優れている作品、生き生きとした色使いが印象的な作品、構図が大胆で躍動感ある作品など――すべてに共通していたのは、大人には決して描けないと思わせる率直さと迫力があったことです。狭い通路には生命力があふれていました。

子どもたちの描いた絵には、それぞれの「今」が表現されているといえるでしょう。それは今も昔も変わっていません。今回は、お絵かきにまつわる子どもたちの成長についてフォーカスし、お絵かきに欠かせないおすすめのペンをご紹介します。

お絵かきには “子どもの心” が宿っている

言葉がまだおぼつかないころから、子どもたちは絵を描き始めます。好きな色のクレヨンや色鉛筆やペンを手に描く、自由でのびのびとした線は、そのとき限定の絵であり自己表現です。たとえ形をなしていなくても、そこには “子どもの心” が宿っています

この子どもの自己表現について、心理学を取り入れた美術指導が人気の「芸術による教育の会」講師・後藤和人先生は、“見た物を上手に描ける=絵の才能がある” というわけではないので、子どもの絵にアドバイスをしたり否定をしたりはしないでほしいと話します。

子どもの表現は大人の想像をはるかに上回ります。
ですから、大人の助言が子どもの表現に上限をつくってしまうこともあるのです。まずは子どもが何をしようとしているのか、それを見守ることが大切なのです。
そして、子どもが「何をしたのか」を聞いてあげると、子どもの才能はあらゆる方向に伸びていくはずですよ。

(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|五感で描くスケッチ「風を描いてみよう♪」――子どもの想像力ってすごい!

子どもは、さまざまな感情を内に秘めています。お絵かきは、言葉よりも早くできるようになる表現方法。大人は、絵から子どもの気持ちを汲みとり、できれば素直な心をすくすく伸ばしてあげたいですよね。

描いた絵(自己表現)を褒められたら嬉しいですし、負の感情は癒されます。それが “意欲につながり、その後の生きる力の源になる” はずお絵かきや塗り絵は、表現力を育むとともに、アートセラピーとして癒やしの役割も果たす最強ツールなのです。

カラフルな絵で自由な感性を育てよう

お絵かきや塗り絵の効果は成長には欠かせません。イマジネーションが湧いたらどこでも、そしてできるだけたくさん自己表現をさせてあげたいですよね。

元気に上を向く花々や、雲ひとつない青空、大きな消防車、そして私たちを明るく照らしてくれる太陽など、子どもたちが「描きたい!」と思うものは、なぜかカラフル。赤ちゃんのおもちゃがカラフルなのは、感性を豊かにする狙いがあるのだとか。そんな子どもの「描きたい!」気持ち、すぐにこたえてあげたいですよね。色とりどりの心惹かれる「描きたい物」をすぐに描くことができたら、子どもにとって最高だと思いませんか。

ビックキッズ カラーペン レインボーケース 12色なら、カラフルな色使いで、子どもたちの描きたい欲を満たしてあげることができますよ。しかも、持ち手がついているのでスケッチにも向いています。ほかにも、おすすめポイントがたくさん!

お絵かきは子どもの「自己表現」2

■安心・安全!

ヨーロッパで高いシェアを誇るステーショナリーブランドが子ども向けに開発したペンで、ヨーロッパ安全基準(玩具安全規格EN71に適合)クリア、CEマーク(EU加盟国基準適応マーク)取得の高品質は、子どもたちにも安心ですね。

■服についても落とせる!

服や手に色がついても大丈夫! 「ウルトラウォッシャブルインク」という特殊インク採用で、石鹸で洗えば汚れが簡単に落とせます。汚してしまって怒られる心配がないから、子どもたちはのびのびとお絵かきを楽しめますね。

■キャップをなくさない!

キャップはケース固定なので、なくしてしまうリスクがありません。また、たとえペンを元に戻し忘れたとしても、特殊な顔料により2日間は乾かないようになっています。子どもの行動性を熟知した機能性はありがたいですね。

■見た目がかわいい!

お出かけにもぴったりな、持ち手がついたセンス良いデザイン。さすがフランスの文具メーカー。ケースを開けると……ペンが広がりながら立ち上がり、レインボーのよう! 意外性のあるかわいい見た目は、子どもたちの視覚と想像力を刺激します。しかも立体的な形は、色を選びやすく、取り出しやすいという利点も。

子どものことをしっかり考えて作られたカラーペン。おしゃれと実用性を兼ね備えて、お絵かきの相棒になることまちがいなしです。

「絵を描くこと」と「子どもの成長」の関係性

子どもたちが描く絵は、成長に伴ってどんどん変化(進化)していくでしょう。それを「描画発達」といいます。さまざまな研究があるようですが、おおむね次のような経緯をたどるのだそう。

表現力を伸ばしてあげるために、子どもたちの成長ステップを知っておくことはとても重要です。各時期にぴったりなペンや色鉛筆と一緒にご紹介します。

【なぐり描き期】(1歳半~2歳半頃)

初めてのお絵かき体験は、ペンをグーで握って紙に叩きつけるように、点や短い線をなぐり描きします。“絵を描く” というよりは、できることが増えていくのを確認しながら楽しんでいるのだそう。最初は手首だけで描いていたなぐり描きの点や線が、やがて肘が使えるようになって滑らかに変化していきます。この時期、親はただ優しく見守ってあげることが大切です。

お絵かきは子どもの「自己表現」3
〇ビックキッズ さんかく軸色鉛筆12色
太めのさんかく軸が、お子さんの小さな手に握りやすく、初めての色鉛筆にぴったりです。

【象徴期】(2歳半~4歳頃)

丸、渦巻き、線など、限られた形ながらも、意味と意思を持った絵を描くようになります。「何を描く」と目標があるというよりは、考えながら連想するままにプロセスを楽しんで描きます。色も、実物と一致したり、しなかったり。絵を描くことをとにかく楽しんで、自己肯定感を育む時期なのです。“この時期を楽しめた子は、絵を描くことが好きになる” というとても大切な期間なので、できるだけ子どもに興味や共感を示してあげることが大事です。

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〇ビックキッズ カラーペン太字 12色
太めのカラーペンは、しっかりした意思のある強い線を描けるようになるこの時期にぴったり。汚れを気にせず描けるウォッシャブルタイプのインクで、子どもならではののびのびとした発想と創作意欲をサポートします。

【図式期】(5歳~8歳頃)

少しずつ空間認知能力が育まれてきて、地平線や空を描けるようになり、そこにお花や太陽、家や人などが動作や表情とともに表現されます。絵に秩序が生まれるのです。目に映ったものをそのまま描くだけではなく、自分が知っている情報も盛り込んで、親やお友だちに見せようという意識も出てくる時期。男女による絵の傾向差が出てくるのもこの頃です。

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〇ビックキッズ 色鉛筆 18色缶入り
子どもたちが植物を描くときによく使うグリーン系は3色から選べるなど、描ける絵が多様化するこの時期に、よりリアルな表現をサポートしてくれます。たくさん絵を描くことが大切なときでもあるので、折れにくい芯も嬉しいポイントですね。

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〇ビックキッズ サーカス色鉛筆12色
見るものによりたくさんの刺激を受けるようになるこの時期に、目に楽しい色鉛筆です。芯と削り部分が違う色の取り合わせになっていて、色味がポップでかわいい! フランスならではのおしゃれな配色も子どもたちのセンスを育んでくれそうな、見て、使って、楽しい色鉛筆です。

子どもの絵の表現力は、認知機能、運動機能、感性・感情の成長と絡み合って発達します。それは人としての成長と重なるので、幼児期の絵の表現の発達は万国共通なのだそう。就学後は各国の文化や教育事情により差が生まれてくるようですが、幼児期はベースを作る大事な時期なのです。

お絵かきは子どもの「自己表現」7

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芸術家・草間弥生さんが幻覚、幻視、幻聴から逃れるために幼い頃から絵を描き始めたことは有名です。草間さんは、アートという自己表現の場を見つけたことで救われたのです。そこには今でも「うまく描こう」という邪念は感じられません。テクニックではなく本能の絵です。子どもの絵もそういうものですよね。

子どもの成長には個人差があるので、それぞれの成長に応じて親は対応してあげる必要がありますが、一番大切なのは、子どもの絵に干渉せず、共感して見守ってあげること。それが子どもの表現力を育む秘訣のようです。

(参考)
BICジャパン株式会社
BICジャパン株式会社|BIC® KIDS
StudyHackerこどもまなび☆ラボ|五感で描くスケッチ「風を描いてみよう♪」――子どもの想像力ってすごい!
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